電話番号がアナログ回線なのか判定することができるNTTの線路情報開示システムですが、ログインしようとしても同じ画面が繰り返し表示されることがあります。
この無限ループから抜け出し、ログインする方法を2つご紹介します!
なぜ無限ループするのか?
まず、無限ループが発生する原因です。
それは使用しているブラウザがInternet Explorerではないからです。
線路情報開示システムは非常に古いサービスです。
もともとはADSLサービスを利用する際に、基地局からの距離を調べるものだからですね。
そのため、Internet Explorerでしかまともに動作しません。
しかし、今現在Internet Explorerは使用できなくなってしまいました。
ですので、線路情報開示システムにログインするには他のブラウザを使って、Internet Explorerを装う必要があります。
Chromeの拡張機能 IE Tabを使う
まず1つ目の方法はChromeブラウザの拡張機能、『IE Tab』を使います。
IE Tabは、Internet Explorerでしか表示できないサイトもChromeブラウザで表示できるようになる拡張機能です。
こちらからダウンロードできます。
ダウンロード後は、線路情報開示システムを開きIE Tabを有効にすることで、無限ループから脱出し、利用できるようになります。
edgeのIEモードを使う
2つ目の方法は、edgeのIEモードを使います。
IEモードを使うには、まず設定が必要です。
以下のサイトで詳しく説明しているため、こちらをご参照ください。
画像認証を避ける方法はない・・
線路情報開示システムを使用する方は、一気に大量の電話番号を調べることがあると思います。
昔は電話番号を入力するだけで調べられたのですが、今は毎回画像認証を求められることになりました。
これを避ける方法はなく、毎回電話番号と画像の文字を入力する必要があります。
スマホやタブレット、iPhoneでログインすることはできない
現状スマホなどでIEモードやChromeの拡張機能を使う方法はないため、スマホやiPhoneなどでは線路情報開示システムにログインすることは出来ません。
無理やりやるとしたら、リモートデスクトップなどを利用して遠隔でPCを動かすしかないようです。
今後使えなくなる可能性もアリ
線路情報開示システムは2024年4月以降使えなくなる可能性があります。
理由としては、先述した通り線路情報開示システムはADSLのために作られたサービスであり、ADSLが2024年3月末をもってサービス終了するためです。
2024年4月1日からいきなり使えなくなることはないかもしれません。
しかし、ADSLが終了となったあとにNTTが残しておく理由もないため、突然使えなくなる可能性があります。
ですので、調べたい方は早めにやってしまうことをオススメします。
まとめ
線路情報開示システムの無限ループから脱出してログインする方法は以下の2通りです。
- Chromeブラウザを使っている方は『IE Tab』の拡張機能を使う。
- edgeを使っている方は『IEモード』を使う。
以上です。
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